魚料理を作ってみよう
ここでは、魚の鮮度の見分け方を理解したところで、実際に魚料理のコツをご紹介します。
まず魚を塩焼きにする場合の料理のコツです。
先程説明したように、買ってきてすぐに魚の内臓を取り出します。
具体的には、まず買ってきた魚の表面に塩をたっぷりふりかけます。
塩をふりかけると、魚のぬめりや汚れを塩と一緒に落としてくれます。
水道水を少し流しながら、魚のうろこをとっていきます。
包丁の背やうろこ引きなどで、魚の尾っぽの方から頭の方にかけてうろこをとります。
塩をふりかけてあるので、うろこが飛び散らずに簡単にとれるようになるのです。
これらの下処理が終わっていざ焼きに入るときは、魚に塩をふりかけます。
塩は30cmくらいの高さから魚全体にふりかけます。
こうすることにより魚の余分な水分がぬけ、身が締まっておまけに魚の生臭さも消えておいしく食べられます。
あとはグリルなどで焼けば魚の塩焼きの出来上がりです。
次に煮魚を作る場合の料理のコツです。
塩焼きと同じように下処置したあと、魚を煮込んでいきます。
魚を煮る際は、おとしぶたを使います。
おとしぶたをすると、魚の煮崩れを防いで煮立った煮汁が魚にかかり味がよく染み込むからです。
ふたは、鍋の大きさよりも小さいものを使用します。
おとしぶたをする直前に、魚全体に煮汁をかけてからふたをします。
こうするとふたに魚の皮がくっつきません。
こうした一工夫で、単純な料理も普段よりおいしく仕上ることができます。
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